環境へのこだわり
自然を守りながら、
地域と共に成長を続けていくこと
「ナチュの森」は自然の恵みを大切に、地域のみなさま、そしてお客さまと一緒につくりあげていく施設です。これから先もずっと成長を続ける「森」であるために、私たちは環境保全に取り組んでいます。
再生の取り組み
「ナチュの森」は、全てを新しく作るのではなく、もともとその土地で愛されてきた旧虎杖中学校の校舎や自然をできる限りそのままの状態で再利用しています。
01
使われなくなった校舎を
そのまま再利用
旧虎杖中学校の校舎や体育館は、もともとの建物をそのまま残し「森の工舎」として利用していきます。地元の方たちの思い出の場所を残し、活用していくことも大切だと考えています。
02
敷地内にあった木々は移植して
共に生きる
もともとこの場所には、たくさんの木がありました。長年、この土地を見守ってきた木々を大切にしたい。そんな想いから、一部は敷地内の別の場所に移植をし、ほとんどの木を伐採することなく残しています。
03
ガーデンの造園には
土も再利用
ガーデンの造園には、工場建設時に残った土をできる限り再利用しました。資源を無駄にせず大切に生かすことも、わたしたちが大切にしていることです。
工場の取り組み
工場の構造やシステム、製造フローを設計する際には、この地域の自然を壊さないことを第一に考えました。排水処理も、環境にやさしい特殊な方法を取り入れています。
01
水環境を守るため、排水処理を徹底
工場排水は可能な限り、拭き取り処理を行い、河川には流しません。生活排水は施設内に設置したバイオマスで処理。水質検査で合格となったもののみを河川に排水しています。
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自然の流れに背かないための消灯
工場の機械は稼働する時間を決め、夜決まった時間になったら真っ暗に消灯しています。人工的な光が及ぼす生態系への影響を、最小限におさえることが目的です。
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環境マネジメントシステムISO14001を取得
ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランドは「環境マネジメントシステムISO14001」を取得し、環境保全を心がけています。
建屋の取り組み
スタッフが働く「ナチュラルファクトリー北海道」の建屋は、自然の力を有効に活用できる省エネ構造になっています。これは、節電を目的としているだけではなく、自然の中で心地よく暮らすための工夫にもつながります。
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魔法瓶式の構造でエネルギーの消費を抑える
外壁と部屋の間に空間をつくる「魔法瓶」のような設計なので、外気の影響を受けづらいのが特徴。断熱材の使用を抑えているにもかかわらず、冬でも暖房は最小限で十分。とってもエコです。
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太陽の光を有効活用できるライトルーム
建屋の中には、ライトルームという太陽の光が直接差し込む部屋があります。この部屋は直射日光のおかげで、明るく、あたたかく部屋が保たれているので、エネルギー消費量の削減につながっています。
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虫が寄らない経済的なLED光源を採用
自然には、虫もたくさん生きています。私たちは、できるだけ生き物の命を奪いたくないので、虫よけにはアロマを使用し、外灯などの照明には虫が寄りつきにくいLEDを採用しました。経済的かつ衛生的です。
地域のみなさまとの取り組み
大切な自然の恵みを分けていただく地域のみなさまと、これからも共に成長を続けるために、わたしたちはさまざまな取り組みを行っています。
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農家や就労支援施設と協力して、原料を栽培・収穫
化粧品の原料となる植物を、農家や就労支援施設のみなさまと一緒に栽培・収穫しています。2015年からは白老で育てた「カレンデュラ」を使ったハンドクリームを発売。北海道便機内でも販売されています。
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地域のみなさまとのイベント活動
「私たちを知っていただき、地域の方と仲良くなりたい!」その思いから、家族向けのイベントやワークショップを開催。「虎杖浜かに・たらこ・温泉三大まつり」などの地域のイベントにも積極的に参加させていただいています。
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社員全員でのワークショップ
社員全員が虎杖浜を訪れて、環境保全に対するワークショップを行っています。「この環境を守りながら、私たちができることは何だろう」と一人ひとりが考えることが大切なのです。
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地域貢献活動
自然の恵みを分けていただく地域のみなさまへ、感謝の気持ちを込めて、清掃活動を実施しています。