自然と化学のミュージアム NATURE & SCIENCE MESEUM

森の工舎

2022年12月2日(金) OPEN

親子で楽しめる文化拠点施設
『自然と科学のミュージアム 森の工舎』が誕生しました。

自然と化学のミュージアム NATURE & SCIENCE MESEUM 森の工舎 自然と化学のミュージアム NATURE & SCIENCE MESEUM 森の工舎

本施設は、ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランドのフラッグシップ拠点である「ナチュラルスキンケア工園 ナチュの森」の中に新たに誕生したミュージアムです。

ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランドのモノづくりの根源でもある”自然と科学”をテーマとした森の工舎は、2013年に廃校となった旧虎杖中学校をリノベーションして誕生しました。館内では、フレグランスデザイナー監修の「香りのラボ」、本格的な蒸留を間近で体験できる「蒸留実験室」、知的好奇心を刺激する「ライブラリー」「えほんの部屋」、5メートルの屋根型天井が特徴的な「ギャラリー」のほか、倶多楽湖の湧水を使ったオリジナルドリンクや、理科実験雑貨も取り揃える「蒸留カフェ&ショップ」など、科学体験を通じたさまざまな発見や学びを楽しむことができます。

ギャラリーで開催中のイベント

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施設について

「香りのラボ」撮影:阿野太一

1階フロア香りのラボ・蒸留実験室

「香りのラボ」では、香りの不思議を体験する展示に加え、たくさんの香りから今の自分に合った香りを見つけることができるPerfume Barも。「蒸留実験室」には、植物から精油やハーブウォーターを抽出する本格的な蒸留器が備わっています。

「蒸留カフェ&ショップ」撮影:阿野太一

1階フロア蒸留カフェ&ショップ

「蒸留カフェ」では理科の実験器具を使い、湧水で淹れた水出しコーヒーをはじめ、オリジナルドリンクと軽食を提供いたします。ショップでは、ドライフラワーの部屋や、オリジナルのアロマミストやアロマキャンドル、ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランドのスキンケアアイテムなどを販売しています。

「ライブラリー」撮影:阿野太一

2階フロアライブラリー

〈自然の恵みと豊かな暮らしの発見〉をテーマに選書された約3,000冊の本を楽しむことのできるライブラリー。手に取りやすい雑誌や漫画から、一般には流通していない自費出版本、希少価値の高い古書まで取り揃えています。

「えほんの部屋」撮影:阿野太一

2階フロアえほんの部屋

日本や海外の絵本や玩具を楽しむことのできる、0歳〜12歳の親子のための部屋。モコモコのクッションに囲まれた赤ちゃんの部屋やミニ劇場があり、えほんの読み聞かせや紙芝居も開催予定です。

「ようこそ!絵本のまちへ展」撮影:吉次史成

2階フロアギャラリー

4つの教室を1つに繋げたダイナミックなギャラリー。
森の工舎ならではの多彩な展示が開催されます。オープン企画として絵本の世界観が空間体験できる「ようこそ!絵本のまちへ展」がやってきます。

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施設概要

[営業時間] 10:00 - 17:00
定休日:水・木(祝日の場合は営業)
※年末年始休み

[利用料金]
森の工舎+絵本のまちへ展
一般 1,550 円 高大生 1,150 円 
小中学生 800 円 未就学児 400 円 
1 歳未満無料

森の工舎
一般 800 円 高大生 600 円 
小中学生 400 円 未就学児 200 円 
1 歳未満無料

絵本のまちへ展
一般 850 円 高大生 650 円 
小中学生 450 円 未就学児 250 円 
1 歳未満無料

※森の工舎の料金にはワークショップ代も含まれます。
※蒸留カフェとショップは入場無料です。
※2022年12月2日(土)~2023年4月25日(火)(ガーデンオープン前)までの料金です。

問い合わせ先 ナチュラルスキンケア工園 ナチュの森
住所:北海道白老郡白老町虎杖浜393-12  TEL:0144-84-1272

こんな方におすすめ!

不思議を探求していく
科学のワクワクの世界を
親子で楽しみたい

自然の恵みを活かした
暮らしに触れたい

北海道の自然を感じながら
本を読んだり、リラックスした
時間を過ごしたい

設立にかける想い

廃校当時の旧虎杖中学校(2013年) イメージ

廃校を、未来へとつづく “学び舎” に―
北海道白老町の方々と協力し、
共に歩むこと10年…

私たちが心から魅了されたこの土地で、大好きな自然科学という分野を通じて地域に恩返しがしたい、企業として社会に果たすべき役割を考えながら地域と一緒に新たな文化を育てていきたい。ナチュラルサイエンスとナチュラルアイランドの新しい取り組みは、そんな想いから生まれました。

廃校当時の旧虎杖中学校(2013年) イメージ

森の工舎は、必要な工事以外は、校舎の雰囲気をそのままに残しています。そんな設計ができたのも、校舎に落書きひとつなく、校具も丁寧に扱われてきたからこそ。
何代にもわたり人々に愛されてきた地域の学び舎を大切に活用するために、私たちは地元の方々とワークショップや清掃活動等で理解を深め合ってきました。そうして、10年の歳月をかけて再び人々が集う場へと息を吹き返したのです。

環境や社会へのまなざし

廃校当時の旧虎杖中学校(2013年) イメージ

森の工舎では、既存校舎の再生をはじめ、中古品や廃品を積極的に活用し、環境も思い出も大切にした施設づくりを行っています。捨てられる蛍光灯でつくった照明器具、学校で使われてきた机や椅子、黒板など、施設の至る所で再生品を使用。有事の際は地域の避難所として活用いただける防災機能も整備しています。

代表メッセージ

子どもも大人も安心して使うことのできる低刺激スキンケア製品をつくりはじめて25年。理想の水を探し求めて、ようやく辿りついた場所が北海道白老町虎杖浜でした。

日本有数の透明度を誇る倶多楽湖の水、ここにしか育たない植物、それらを取り巻く土壌や空気。妥協を一切許さないナチュラルサイエンスの品質は、社名のごとく自然がもたらすどこまでも雄大なパワーと、お医者さま・生産者さまをはじめとする多くの方々の知識や知恵を集結した科学の力で成り立っています。開発から製造・販売まで一貫したモノづくりにこだわり、良いものはたくさんの人にシェアをして暮らしの中に笑顔を増やす。ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランドの原点にはそんな想いがあります。

一方で、北海道白老町と出会ってからは、スキンケアという枠を超えて、私たちがもっとできること、すべきことがあるのではないかと考えるようになりました。そこで、2018年にフラッグシップ施設としてナチュの森をオープン。まちに開かれたファクトリーをつくり、体の内から健康になれるようなカフェ・レストラン、ハーブスパ、溶岩浴、ヨガスタジオも内包しました。
そして今回、10年の構想期間を経て「自然と科学のミュージアム 森の工舎」が新しく仲間入りします。
旧虎杖中学校をリノベーションして誕生した本施設は、校舎としての思い出を大切に守りながら、訪れた人があそびや実験を通じて不思議を突き止める科学のワクワク・ドキドキを体験することのできるミュージアムを目指して「森の工舎」と名づけられました。

この場所を通じて、未来を担う子どもたちや地域のみなさんの笑顔を増やし、この土地に恩返しをすることができれば、私たちにとってこんなに嬉しいことはありません。

株式会社ナチュラルサイエンス
株式会社ナチュラルアイランド
代表取締役 小松令以子

森の工舎
プロジェクトメンバー

空間デザイン

トラフ建築設計事務所
(禿真哉、鈴野浩一)

照明デザイン

BRANCH LIGHTING DESIGN(中村達基)

グラフィックデザイン

AFFORDANCE(平野篤史)

ライブラリープロデュース

絵と言葉のライブラリー ミッカ/
株式会社トレック(山本曜子)

森の工舎プロデュース

Tone&Matter
(広瀬郁、山本曜子)

ナチュの森総合プロデュース

ウルトラタマ(宮田麻貴子)